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帰納と演繹

つい先日まで、人間は全員演繹的に物事を体験しているものと思い込んでいました
そしてそれが思い込みに過ぎないことが判明しました

友人のうちの数人がとにかく昔のことを覚えているのです
かたや私はほとんど覚えていません

私は過去のデータは分類してしまってあるため、具体的な経験として記憶していないのです

一方物覚えの良い友人は、経験はある特殊な事例、思い出として残るようなのです

何故気づいたかというと、学生時代の得意科目不得意科目の話で暗記が得意なタイプと不得意なタイプの話をしたからです

私は例えば力学が得意なのですが、力学は覚えるのは1つだけで良いのです
力のつりあいを右と左に並べれば良いからです
あとは力を探せば仕舞です

友人は事例を覚えないといけないため、力の釣り合いの種類をある程度覚えないと力の釣り合いというものがどういったものか理解できないようで力学が苦手とのことでした

方や私は歴史が苦手です
嫌いではないのですが、全く覚えられないので点数が取れません

友人は個々の事例を覚えることは得意であるため歴史が得意であるというのです

これで私の話が具体性に欠ける訳と理解されないときはとことん理解されない理由がわかりました

私の話が理解されないときは概念を延々と話すのではなく具体的な例を挙げまくれば良いということがわかりました

逆に、私に経験談を熱く語ってくる人間の気持ちがわかりました

私はその話に心を動かされることはないが、その人自身はそれが最も理解しやすいのだと思いました